くだらない事

某大臣が「女性は子供を産む機械だ」と発言した事で問題になっていると
ニュースで言っていました。全くくだらないニュースです。
それでも敢えて取り上げるのは、いろいろ納得がいかないから。

1
ついつい言ってしまう。そういう事はままあります。人間なので仕方ない。
しかし、こういう普通想像もできない事を公の席で言ってしまうというのは、
普段考えている事が発露したとしか考えられない。僕はそう感じます。

2
今国を運営している自民党。この中で選ばれたトップクラスの人間が大臣になる。
そのトップクラスが「基本的人権の尊重」さえ頭に染み付いていない事が明らかなわけです。
ちなみに、この「基本的人権の尊重」は憲法で定められた大原則。
フェミニズムとかを論じる以前の問題です。

3
このまま放置すると、国を支える与党に「実は憲法を尊重しない」思考回路の人間がいると
大宣伝する事になりませんか？
こんな事が認められる以上、同じ考えの人間は一人だけとは限らない、
氷山の一角としてどうしても捉えてしまいます。
つまり、「政治不信」に育つ「種」ですね。
よって、今自民党がその正当性を保とうとするなら、即刻クビが妥当だと思います。

僕が思うのは、そんなところ。
（ちょうど三段になったけど、三段論法ではないですよ。）
ちなみに、1を崩せば全部崩れます。鍵はそこ。
報道の方法にしても、もうちょっと考えた方がいいと思います。
何が問題なのかさっぱり伝わりません。
「こんな事を言った奴は馬鹿だ」だけでは子供のままごとです。