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たいらしんやのブログです。とりあえずアルバムの制作状況とか、日記的な事を書いてみます。
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Corneilleとルワンダ
ちょっと前にCorneille(コルネイユ)という人を知って、
今やわりとヘビーローテーションになっています。
オケがちょっと甘過ぎる(スイートの方ね)感じはあるんですが、
メロディーと声がかなり特徴的で、のぼりきらない切なさみたいなのがあります。
わりとくせになるので、どっぷり聴いてしまいます。

ところで、この人ルワンダ出身なんです。
「ホテル・ルワンダ」という映画は見たことがあるでしょうか?
僕にとってはかなり衝撃的な、忘れられない映画です。
映画は見てなくてもルワンダの悲劇はなんとなく聞いたことがあるかと思いますが、
まさにCorneilleはツチ族で、目の前で両親と兄弟、家族全員が殺されたそうです。
運良く隠れたまま見つからなくて家族で一人だけ助かったそうです。

殺し合ったフツ族とツチ族の人種的な違いは全くなくて、ほぼ同じ民族といってもいいものです。
ほとんど近親といえるそんな人たちが、皆殺しといっていいほどの虐殺をした。
100日で50〜100万人死んだそうです。1日あたり少なくとも5千人です。
中規模の村を皆殺しにしたらそれくらいでしょうか。
カトリックのプロテスタント弾圧、キリスト教とイスラム教の近親憎悪、
近くでは韓国・中国の日本に対する近親憎悪、他人には許せても親には許せない・・
近いほど憎しみがつのるというのはなんとなく解るけれども、
それにしても行き過ぎてる。
内乱を煽ったのは、自国の利益だけを求めた先進国(ドイツとベルギー)というのも、
嫌になります。
ルワンダには関係ないけど、特にアメリカはいい加減にしてほしい。

Corneilleは、もともとそのルワンダの事を歌詞にのせて歌っていたのが
フランスで受け入れられたようです。
英語版でのリリースになった「The Birth of Corneille」は、
内容的には全く逆で、歌詞の内容もほとんど恋愛とかそういう感じです。
でも、きっと今やっと幸せをつかんだCorneilleが作り、歌うからこそ
意味があるし、琴線に触れるんだなあ、と思います。
純粋に音楽としてクオリティーが高いです。

さあ、聞いてみたくなった?(笑)
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